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【プロの翻訳者になるには③】


翻訳のテクニックを磨いて、プロの翻訳者として独立する自信がついても、

肝心な ”お仕事”がもらえなければ意味がないですよね?

それでは、翻訳者としてお仕事をゲットするにはどうしたらよいのでしょうか?


1.翻訳会社からトライアルを受ける機会を得る

翻訳会社の大半は、トライアルと呼ばれる、いわゆる採用試験代わりとなる翻訳を送ってきます。

これは、数百ワード程度の和訳が一般的で、各翻訳会社が求めている水準をクリアしていれば、

その会社のデータベースに正式な翻訳者として登録され、お仕事がもらえる様になります。

その後は、フリーランサーとして翻訳の実績を積み重ねて行きます。


2.翻訳コンテストに出場する

翻訳関連のウェブサイトや雑誌を頻繁にチェックして、翻訳コンテストの情報を入手。

コンテストで入賞すれば、出版業界に名前を知ってもらえるので、

仕事をもらえるチャンスがUPします。

売れている翻訳者の中には、翻訳コンテストの入賞をきっかけに翻訳家デビューした人が

沢山います。

よく知られている(=出版業界の人達も注目する)コンテストは以下の通り。


いたばし国際絵本翻訳大賞
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/TOSYOKAN

DHC翻訳新人賞
http://www.edu.dhc.co.jp/newcomer/

アメリア翻訳家コンテスト
http://www.amelia.ne.jp/

アメリア翻訳トライアスロン
http://www.amelia.ne.jp/

しずおか世界翻訳コンクール
http://www.sphere.ne jp/sihzuoka

山形県「遊学館」外国語絵本翻訳コンクール
http://www.yugakukan.or.jp/main.html

目指している方は、一度 挑戦してみてください。


3.出版業界に入って、翻訳を仕事の一部とする

もちろん、それまでに翻訳の力がある事が前提になりますが、フルタイムのスタッフとして、

出版業界に就職してしまうのも手でしょう。

ライターや編集の仕事をしていると、翻訳という作業は頻繁に発生するものです。

これを、日々の作業の一部としてこなしていく事で、文章力が増すのに加えて、

出版業界内の事情が分かります。また、他の編集者とのコネができるので、

独立しても仕事を依頼されるチャンスは増します。

同様に、メーカーや金融といった分野の企業に就職し、翻訳に携わるポジションに就けば、

フリーランサーとして独立した後の仕事は確保しやすくなると思います。


次回は、プロとしてご活躍されている方をご紹介します!


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